クリニックにおける売上とNPS®スコアの違いについて

クリニックでは、集患数を増やし、売上をアップさせるための取り組みが必要不可欠です。

また、同じくらい重要なのが、患者様へのアンケートによってNPS®調査を行い、高いスコアを記録することです。

今回は、クリニックにおける売上とNPS®スコアの異なる点について解説したいと思います。

根拠

クリニックの売上が多ければ多いほど、そのクリニックで多くの患者様が病気やケガの治療を行ったということになります。

つまり、売上はクリニックが多くの患者様の悩みを解決した根拠になるということです。

一方、NPS®スコアは、高ければ高いほどそのクリニックを好意的に思っていたり、他人に薦めようとしてくれていたりする患者様が多いことを表しています。

こちらは、クリニックへの評価が高い患者様が多く存在することの根拠になります。

どちらの方が重要だと断言することはできませんが、こちらは売上とNPS®に相関性があることがわかる1つの理由だと言えます。

提供価値

先ほど、クリニックの売上とNPS®スコアでは、何の根拠なのかという大きな違いがあると解説しました。

これらの違いは非常に大きいものであり、売上は現在のクリニックにおける医療行為、サービスの価値を表していて、NPS®スコアは未来における事業拡大率を表しているとも言えます。

なぜなら、現在の売上が高いことは、将来の売上につながるとは限らない一方で、NPS®スコアが高いと、患者様本人はもちろん、薦められた知人や友人の方も、将来的にクリニックを利用する可能性が高いからです。

売上とNPS®スコアの共通点は?

クリニックの売上とNPS®スコアは、すべての点において異なるわけではありません。

経営に活かすために活用されるという点に関しては、どちらにも言えることです。

売上分析では、クリニックの医療行為やサービスの質、利益率の他、部署別、個人別、顧客別の売上などを明らかにすることで、どこにどのような課題があるのかという現状が見えてきます。

また、NPS®スコアも同じように、患者様がクリニックのどの点を評価し、どの点を不満に思っているのかを明確にすることで、課題解決や目標達成のための活用が可能です。

まとめ

ここまで、クリニックにおける売上、NPS®スコアの異なる点を中心に解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

E-Pサーベイは、NPS®のアンケート調査を実施するクリニックにとって最適なツールです。

NPS®の他にも、患者満足度調査や従業員満足度調査など、さまざまなアンケートを気軽に作成、集計、管理することができるため、長期間の使用で成果を上げたいクリニックは、ぜひ一度チェックしてみてください。

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