【NPS®対策】良い人材を募集する際にかかる費用の相場

クリニックは、良い人材を集め、NPS®スコアを向上させるために、あらゆる募集方法を実践する必要があります。

ただし、人材募集には当然費用がかかるため、費用についてはしっかりと把握しておかなければいけません。

今回は、クリニックが人材を募集する際にかかる費用の相場について、募集方法ごとに解説します。

クリニックにおける人材募集の方法とは?

費用の相場について解説する前に、まずクリニックにおける人材募集の方法にはどのようなものがあるのかについて見ていきましょう。

・フリーペーパー
・有料求人広告
・広告掲載型サイト
・成功報酬型サイト
・ハローワーク

フリーペーパーとは、街中や駅、店舗など配布される、無料の紙媒体のことをいいます。

有料求人広告は、書店やコンビニなどで販売される、有料の紙媒体のことであり、広告掲載型サイトは、いわゆる求人サイトのことを指しています。

クリニックは、広告掲載型サイトに求人情報を掲載するため、掲載前に費用を支払います。

また、成功報酬型サイトも求人サイトの1つですが、広告掲載型サイトと異なる点は、採用成功1名あたりに対して所定の費用を支払うという点です。

そのため、掲載⇒採用⇒費用の支払いという流れになります。

もちろん、ハローワーク(公共職業安定所)の利用も、一般的な人材募集の方法です。

クリニックが人材を募集する際にかかる費用相場

クリニックがNPS®対策、人材募集方法としてフリーペーパーを利用する場合、7cm×9cmサイズのもので、求人情報の掲載1回につき30,000円程度かかります。

新聞の折り込み求人広告を追加する場合は、さらに10,000~20万円程度必要になります。

有料求人広告への掲載にかかる費用にはかなりバラつきがありますが、大体フリーペーパーの約3倍程度が相場だと言われています。

また、広告掲載型サイトであれば、新卒の人材のみを募集する場合は年100万円程度、中途採用の場合は月30万円程度かかります。

成功報酬型サイトでは、新卒の場合は採用1人につき60~120万円、中途採用の場合は求職者の理論年収の30~35%程度の費用が相場となります。

ちなみに、ハローワークに求人情報を掲載する場合、費用は発生しません。

クリニックの住所を管轄するハローワークで申し込みをすれば、ハローワークの情報端末内に求人情報が掲載されます。

希望すれば、ハローワークが運営するウェブサイトでも求人情報を公開してもらえます。

まとめ

ここまで、クリニックがNPS®対策として、良い人材を募集するためにかかる費用の相場について解説してきました。

今回解説した人材の募集方法の中には、無料で実践できるものもありますが、費用だけで募集方法を決定してはいけません。

また、NPS®対策は、E-Pサーベイを活用したNPS®調査など、既存の人材で行えるものも実践すべきです。

また、労働環境に関する従業員満足度を調査したい場合は、リーズナブルな価格、充実したテンプレート、簡単な操作でアンケートが作成できるE-Pサーベイを活用してください。

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