NPS®調査において意識したい“MECE”について解説します

NPS®調査を実施する際は、患者様のよりリアルな声を収集するために、アンケートの精度を高める必要があります。

また、そのときに意識したいポイントの1つに、“MECE”というものが挙げられます。

今回は、こちらの概要と、意識しなかった場合、NPS®調査のアンケートはどうなってしまうのかについて解説します。

MECEの概要

MECE(ミーシー)とは、日本語で“漏れなく、ダブりなく”という意味を持つ言葉であり、ロジカルシンキングの基本的な手法として用いられるものです。

Mutually(お互いに)、Exclusive(重複せず)、Collectively(全体に)、Exhaustive(漏れがない)という4つの単語の頭文字を取ったもので、NPS®調査においては、主にアンケートを作成する際に活用します。

つまり、NPS®調査のアンケート作成時には、正確な回答を導き出すために必要な要素を網羅しながらも、それらが重複しないようにすることが大切だということです。

アンケートに漏れがあった場合

NPS®調査のアンケートにおいて、MECEの“漏れなく”の部分が実践できていない場合、その項目はアンケートとして成立しません。

言い換えると、回答者である患者様から見て、当てはまる選択肢が1つもない場合、その項目は無回答になるか、もしくは適当、嘘の回答になるということです。

例えば、「クリニックへの来院にはどのような交通手段を利用されていますか?」という質問の選択肢が、自家用車、電車、バスの3つだったとします。

この場合、徒歩が選択肢に入っていないため、徒歩で訪れている患者様はきちんと回答することができず、こちらの質問は不成立に終わってしまいます。

アンケートにダブりがあった場合

NPS®調査のアンケートで、MECEの“ダブりなく”の部分が実践できていない場合も、患者様から有意義な回答を得ることはできません。

例えば、「1ヶ月にどれくらい当院を利用していますか?」という質問の選択肢が、0~5回、5~10回、10~15回、15回以上の4つだったとします。

こちらは、一見すべての選択肢を網羅しているように見えますが、よく見ると分岐点となる数値が両方の選択肢に入っています。

つまり、選択肢がダブっているということです。

そのため、上記でいうと月5回クリニックに通っている患者様は、0~5回、5~10回のどちらを選択すれば良いのかわからず、サンプルの精度も低くなってしまいます。

まとめ

ここまで、NPS®調査のアンケート作成で意識したいMECEについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

完成度の高いアンケートなくして、クリニックにおけるNPS®調査の成功はないと考えるべきです。

もし、アンケート作成が難航しているというクリニックがあれば、簡単操作でアンケートを作成できるE-Pサーベイの活用を検討してください。

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