クリニックがeNPSを採り入れる際のメリットと注意点について

eNPS メリット 注意点

NPS®を応用し、患者様(顧客)ではなく従業員のクリニック(企業側)に対する信頼、愛着を図るためにつくられた指標が“eNPS”です。

こちらは多くのクリニックで注目されている指標ですが、導入することには果たしてどのようなメリットがあるのでしょうか?

導入時の注意点とあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

クリニックがeNPSを採り入れる3つのメリット

クリニックがeNPSを採用することのメリットは、主に以下の通りです。

・離職率が下がる

・採用コストを削減できる

・業績アップにつながる

離職率が下がる

eNPSによって算出された数値と離職率には、相関性があるとされています。

具体的には、eNPSで0~6点を付けた批判者は、その他の点数を付けた方と比べて、離職率が2倍も上昇するとされています。

つまり、クリニック側はeNPSを導入することで、離職のリスクが高い従業員を割り出し、対策を取ることができるということです。

弊社では、3up-Projectというスタッフ教育専用の研修も用意しております。

こちらの研修は、接遇やホスピタリティ、モチベーションアップに繋がるプログラムとなっております。

スタッフ教育が上手くいかない、離職率が高い、などでお困りのクリニックさまにお勧めの研修ですので、是非、お問い合わせ下さい。

採用コストを削減できる

eNPSにおいて、その企業を支持している従業員(推奨者)は、“リファラル採用”において、積極的に協力してくれる可能性が高いです。

こちらは、クリニック側が1から新たな人材を探すわけではなく、すでに在籍している従業員から人材紹介をしてもらうというものです。

多くの従業員がリファラル採用に協力してくれることで、クリニック側は人材を探すための求人広告費や人件費などを削減できるため、こちらは非常に大きなメリットと言えるでしょう。

業績アップにつながる

eNPSを導入した後、体制を改善し、再び調査を行えば、当然数値は良化している可能性が高いです。

また、数値が良化するということは、それだけクリニックに信頼、愛着を持ち、しっかり業務に取り組んでいる従業員が増えているということになります。

このような状況を作ることができれば、必然的にクリニックの業績はアップします。

eNPSを採り入れる際の注意点

eNPS調査を行う際は、正直に従業員に回答してもらわなければ意味がありません。

そのため、実施するクリニック側は回答の匿名性を守り、なおかつ良くない評価をした場合でも、業務や給与等に影響が出ないことについて、事前に説明しておく必要があります。

もちろん、ある程度良い評価が期待できる従業員にのみ調査を行っても、その結果の信憑性は低くなるため、注意してください。

まとめ

ここまで、クリニックがeNPSを採り入れる際のメリット、注意点について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

患者様(顧客)が対象のNPS®と同じく、eNPSはクリニックの規模や業績アップ、成長につながる可能性を秘めた指標です。

ただし、適切な調査や分析、活用をしなければ、ただの数字で終わってしまうため、導入するだけで決して満足してはいけません。

単に調査をして結果を出しただけでは、何の意味も無いのです。

しかし残念なことに、それは分かっていても日々の業務に追われてしまい、時間が無いクリニック経営者の方も多いのが現実です。

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