クリニックの院長先生がeNPS向上のために避けるべきコト

eNPSは、従業員に対し「勤務先の職場をどれくらい友人等に推奨したいか」と質問し、推奨度を数値化するものです。

従業員への対応がずさんなクリニックは、こちらの数値が低くなるため、注意しなければいけません。

ここからは、クリニックの院長先生がeNPS向上のために避けるべきことを3つ解説します。

長時間労働をさせる

クリニックの院長先生は、従業員に対し長時間労働をさせてはいけません。

クリニックの現場において、人手不足が叫ばれてから久しいですが、他に頼る従業員がいなくても、ある程度勤務時間は決めておく必要があります。

そうしなければ、さらなる人手不足や、従業員による告発、eNPSの著しい低下などは避けられません。

また、いつまでも明かりが点いていて、処方箋の受付も行っているようなクリニックは、外部から見ても「労働時間の長いクリニック」という風に見られてしまいます。

このような状況では、なかなか新しい人材が面接に訪れることもないでしょう。

すぐに責任のある立場に就かせる

クリニックの院長先生は、まだ経験の浅い従業員に対し、すぐに責任を押し付けてはいけません。

例えば、新卒1年目の医師をいきなり現場のリーダーにするといった行動は、控えるようにしましょう。

新人の医師が一人前になるには、短くても5年はかかると言われています。

また、経験が浅い従業員にすぐ責任を負わせると、クリニックの現場がうまく稼働しない可能性があります。

もっと言えば、新人の医師をすぐ管理職に就かせることで、他の従業員の不満が溜まったり、職場の空気がギスギスしたりして、こちらがeNPSの低下につながります。

違法な業務をさせる

当然のことですが、クリニックの院長先生は、従業員の薬剤師に違法な業務をさせてはいけません。

例えば、医療事務作業補助者の従業員に対し、一人で窓口業務を行わせたり、医師以外の指示に従わせたりするケースです。

もし、このような状況が発覚すれば、従業員の経歴にも傷が付いてしまう可能性がありますし、eNPSもほぼ確実に下がります。

クリニックの院長先生は、常に従業員を守る立場でなければいけませんので、このような真逆の行動を取ってはいけません。

まとめ

ここまで、クリニックの院長先生がeNPS向上のために避けるべきことを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

前述のような行動を取っているクリニックの院長先生は、必ずどこかで痛い目に遭うため、考えや行いを改めなければいけません

また、EP-サーベイによってeNPS調査を行い、現時点での従業員の評価、今後の目標を明確にする必要があります。

また、労働環境に関する従業員満足度を調査したい場合は、リーズナブルな価格、充実したテンプレート、簡単な操作でアンケートが作成できるE-Pサーベイを活用してください。

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