患者満足度調査の有効回答数を増やすためのコツとは?

有効回答数とは、アンケート調査の実施後、回収した回答から集計に不適正な無効回答を除外した有効回答の合計数をいいます。

また、患者満足度調査を実施するクリニックは、今後の経営に活かすためにも、こちらの割合を増加させなければいけません。

今回は、具体的にどうすれば有効回答数が増えるのかについて解説します。

挨拶文でイメージを良くする

患者満足度調査の有効回答数を増やすためには、アンケートの冒頭部分に挨拶文を記載すべきです。

挨拶文は、いわば患者様に対する礼儀を示すものです。

こちらがあるのとないのとでは、アンケートそのものの印象が大きく変わってしまいます。

また、挨拶文には必ず回答してもらうことに対するお礼の言葉を添え、最後は「アンケートの回答にお進みください」で締めましょう。

このような行動を促すメッセージをプラスすると、有効回答数は増加することが期待できます。

個人情報の取り扱いについて伝える

アンケートに回答する患者様にとって、そこに記載した内容や個人情報がどのように取り扱われるのかについては、非常に気になるポイントです。

そのため、回答や個人情報の取り扱いが不明瞭だと、不信感を与えてしまったり、回答してもらえなかったりするおそれがあります。

このような事態を避けるためには、冒頭で個人情報取り扱いの方針について、ハッキリと示しておくことが大切です。

ちなみに、アンケートの結果として患者様の属性や傾向などを分析する際も、個人が特定されることはない旨を記載しておくと、安心して回答してもらうことができます。

回答にかかる所要時間、設問数を記載する

こちらも患者満足度調査の冒頭に記載すべき事項ですが、回答にかかる所要時間や設問数については、必ず明記しておくべきです。

こうすることで、患者様は「どれくらいの時間がかかるアンケートなのか」「いつ頃であれば回答できそうか」といった具体的なイメージが湧きやすくなります。

また、所要時間や設問数を把握してもらうことは、回答の心理的負担を軽減させることにもつながるため、患者様がじっくり考えて回答した有効回答を増やすことにつながります。

まとめ

ここまで、患者満足度調査の有効回答数を増やすためのコツについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

前述したような方法を実践したにもかかわらず、なかなか有効回答を得ることができないというクリニックは、ぜひE-Pサーベイの活用を検討してください。

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