人材不足に悩む保育園は、一刻も早く保育士を採用し、現場を整備したいと考えるかと思います。
しかし、このとき誰彼構わず採用してしまうと、またすぐ離職してしまう可能性があります。
今回は、保育園が保育士を採用する際、面接でチェックしたいポイントについて解説します。
保育士採用時のチェックポイント3選
保育士を採用する際にチェックすべきポイントは、大きく以下の3つに分けられます。
・第一印象
・基本的なコミュニケーション能力
・保育士の適正
それぞれ細かく見てみましょう。
第一印象
第一印象は、どの職種においても非常に重要なチェックポイントです。
具体的には、以下のようなポイントをチェックし、印象の良し悪しを判断しましょう。
身だしなみ | ・面接に適した服装か
・清潔感はあるか など |
視線 | 面接官の目を見ているか |
表情 | 笑顔で受け答えしているか |
基本的なコミュニケーション能力
次にチェックしたいのは、社会人としての基本的なコミュニケーション能力です。
特に、以下のようなコミュニケーション能力を持っているかどうかは、必ずチェックしてください。
声の大きさ | 面接官に届く声で話しているか |
話し方、言葉遣い | ・ハキハキ話しているか
・きちんと敬語が使えているか など |
その他 | ・筋道を立てて話せているか
・話を整理できているか ・面接官の話に耳を傾けているか など |
保育士の適正
保育士としての適性も、面接時には必ずチェックしておきたいポイントです。
こちらは、先ほど解説した基本的なコミュニケーション能力とは違い、保育士として働くために必要な能力を備えているかのチェックとなります。
具体的には、以下のようなポイントをチェックしてください。
志望動機 | 志望動機を明確に話せているか |
保育士経験 | ・これまでの保育士経験で学んだことを話せているか
・これまでの保育士経験の活かし方をうまく説明できているか など |
保育方針への理解 | 保育園の保育方針を理解しているか |
長所、短所 | ・長所をどのように活かそうと考えているか
・短所をどのようにカバーしようと考えているか など |
向上心 | 保育士としてキャリアを積むためにどのようなことに取り組もうとしているか |
ピアノの技術 | ピアノの技術はどれくらいあるか |
まとめ
ここまで、保育士を採用する際、保育園が面接でチェックしたいポイントについて解説してきました。
たとえ人手不足であっても、保育園はしっかりと適性を見極めながら、優秀な保育士を採用できるように工夫しなければいけません。
また、少しでも離職率を下げたいという場合は、E-Pサーベイproを活用し、現場の意見の把握、状況の改善に努めることも検討してください。