保育園の園長先生は、保育現場の責任者として、幅広い役割をこなし、運営と経営の両方に携わる必要がある役職です。
また、園長先生がしっかりと保育園を引っ張っていくためには、4つのスキルが必須となります。
今回は、具体的にどのようなスキルが求められるのかについて解説したいと思います。
保育園の園長先生に求められるスキル4選
保育園の長として、園長先生は必ず以下のスキルを持っておかなければいけません。
・高いコミュニケーション能力
・人材育成力
・リーダーシップ
・管理能力
高いコミュニケーション能力
保育士自体も高いコミュニケーション能力は必須ですが、園長先生はよりそのスキルが高くなければいけません。
なぜなら、園長先生は保育士に比べて、関わる人物が多いからです。
具体的には、以下のような方々と円滑に関わるためのスキル、トラブルに対処するためのスキルが必要です。
・保育士
・保護者
・子ども
・出入り業者
・周辺の保育園
・近隣住民 など
人材育成力
保育園は、保育士がいなければ運営することができません。
また、その保育士にもしっかりとしたスキルがなければ、子どもや保護者に好印象を持ってもらうのは難しいです。
そのため、園長先生は人材育成力を身に付け、キャリアの浅い保育士がミスをしても見守り、次に同じミスをしないようにアドバイスしながら、育てていく必要があります。
リーダーシップ
保育園では、複数の保育士が働いています。
そのため、園長先生は、各保育士の個性を見極めつつ、保育士が働きやすい環境を整え、まとめていくリーダーシップが必要になります。
また、子どもや保護者との接し方においても、所属する保育士の見本になるよう、高水準を意識することが求められます。
管理能力
園長先生は、園内において担当を持たず、すべての要素がスムーズに行われているかについて、定期的に管理しなければいけません。
特に、以下の項目は園長先生としての管理能力が試されるため、効率的に進めるためのタスク管理が重要になります。
基本的な役割 | ・保育園全体の把握、管理
・保育士の指導、育成 |
事務作業 | ・予算管理
・事務書類の把握、承認 |
その他 | 外部との連携 |
まとめ
ここまで、保育園の園長先生に求められる主なスキルについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
園長先生は、優れたリーダーシップを発揮しながら、保育士の育成や指導、園内全体の管理をこなす必要があります。
また、より園内のことを把握したいという園長先生は、E-Pサーベイproを活用し、保育士や保護者にアンケートを取ってみることをおすすめします。