法律事務所は、主に所属する弁護士による法律事務の代行を生業としています。
しかし、弁護士の数は年々増加していて、法律事務所同士での顧客の取り合いも非常に激しくなってします。
では、法律事務所がこのような競争に勝てず、集客に苦戦する理由には、一体どのようなことが挙げられるのでしょうか?
法律事務所が集客に苦戦する理由3選
法律事務所が集客に苦戦する理由としては、主に以下のようなことが挙げられます。
・実践している集客対策が不十分
・競合との差別化ができていない
・費用に関する記載や説明が不十分
実践している集客対策が不十分
集客対策が不十分な法律事務所は、当然多くの方に認知されないため、集客に苦戦する可能性は高くなります。
法律事務所は、以下のような集客対策の中から、1つでも多く実施しなければいけません。
詳細 | |
ホームページ | 親しみやすく、情報量の多いホームページの作成 |
SNS | SNSによる情報や業務内容の拡散 |
広告 | ネット上の広告、交通広告などのオフライン広告 |
セミナー | 法律に関するセミナーの開催 |
競合との差別化ができていない
前述の通り、弁護士の数は年々増加しているため、法律事務所は競合との差別化を図らなければ、なかなか集客することはできません。
また、法律事務所は非常に差別化が難しい業態ですが、以下のような差別化を図ることにより、競合に比べて顧客の目に留まりやすくなることが予想されます。
詳細 | |
ブランドイメージによる差別化 | 親しみやすい、地域密着型、豊富な実績・歴史などのブランドイメージをアピールする |
サービス内容の多様化 | 全国出張、オンライン相談、夜間相談 など |
費用に関する記載や説明が不十分
初めて法律事務所を利用する方の中には、費用の内訳についてしっかりと理解していない方も多いです。
そのため、法律事務所はホームページやポータルサイトなどに、以下の費用の内訳や目安を細かく記載しておくべきです。
・着手金
・成功報酬
・日当
・実費 など
また、これらの費用に関しては、実際顧客が相談に訪れた際、改めて詳しく説明する必要があります。
その際には、費用の計算方法などについてもできる限り伝えるべきです。
まとめ
ここまで、法律事務所が集客に苦戦する主な理由について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
このような競争の激しい業界では、常に競合をリードし、生き残ることを考えて対策を取らなければいけません。
もし、法律事務所が集客に苦戦している理由が明確でないというのであれば、E-Pサーベイproによる顧客満足度調査、NPS®調査を実施し、現状を把握することをおすすめします。