美容院の主な業務は、来客の希望に沿ったヘアカット、カラーリング、パーマなどをスピーディーかつ丁寧に行うことです。
また、来客との会話を弾ませることにより、リピート率をアップさせることも、重要な業務の一環です。
ここからは、美容師が身に付けたい会話のポイントについて解説したいと思います。
リピート率をアップさせるための会話術3選
来客のリピート率を上昇させるために、美容院では以下のような会話のポイントを押さえておくべきです。
・まずは自分の話をする
・容姿を褒める
・空気を読む
まずは自分の話をする
新規の来客が訪れたときや、なかなか会話のネタがないときなどは、まず美容師側から自分の話をするのが効果的です。
このように「私はこういう人です」と来客に伝えることにより、少しでも心を開いてもらうことができれば、次の会話につながる可能性があります。
また、美容師自身の趣味の話から、「〇〇さんは何か趣味はありますか?」と言ったように話を振ることもできます。
容姿を褒める
美容院における来客との会話では、とにかく良い気分になってもらうことが大切です。
そのため、服装や髪の毛など、容姿を褒めるのは効果的です。
特に、髪の毛については「ツヤツヤですね」「キレイな色ですね」などと褒めることにより、来客には「髪の毛のプロから褒められた」と気分を良くしてもらえる可能性が高く、ここからコミュニケーションが取りやすくなったり、信頼関係を築きやすくなったりすることも考えられます。
空気を読む
美容院における来客との会話では、空気を読むことも大切です。
美容院を訪れる方の中には、当然あまり美容師と会話をしたくないという方もいます。
また、そのような方は、美容師自身の話や質問に対し、多く返答しようとしません。
このような空気を感じ取ったときには、来客から話をされるまで、グイグイ話しかけないようにしましょう。
美容院での会話におけるNG行動
以下のような行動を取ると、美容院に対して良くないイメージを持たれてしまう可能性があるため、注意してください。
話の内容 | ・自分や他人の不幸話
・自慢話 など |
行動 | ・愚痴ばかり言う
・プライベートなことばかり聞く など |
まとめ
ここまで、リピート率をアップさせるために、美容師が身に付けたい接客術について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
スピーディーなカットやカラー、お客様第一の接客を心掛けているにもかかわらず、なかなか売上が伸びないという美容院は、E-Pサーベイproによる顧客満足度調査を実施してみましょう。
直接来客の声を聞くことにより、新たな発見があるかもしれません。