入園式は、新たな子どもやその保護者を迎え入れる、保育園にとって非常に重要なイベントです。
また、保育士はその場において、子どもや保護者に良い印象を持ってもらうため、不快な思いをさせないために、いくつかのポイントを押さえておかなければいけません。
今回は、そのポイントについて解説します。
保育園の入園式において保育士が注意すべきポイント3選
入園式当日、保育士は準備や進行など、さまざまな業務に追われることが予想されますが、以下のポイントに関しては必ず押さえておきましょう。
・服装
・挨拶
・名前の呼び間違い
服装
入園式は、フォーマルな服装ではなく、保育着で参加する場合もあります。
また、担任のみスーツで参加するなど、保育園によってルールは異なるため、当日の服装に関しては、必ず園長先生や主任に確認しておきましょう。
ちなみに、フォーマルな服装の場合は、全体を清楚な雰囲気にまとめ、目立ちすぎない色使い、履物などにも気を配ることが大切です。
挨拶
入園式では、これから仲間になる子どもたち、そして保護者に良い第一印象を持ってもらうために、笑顔で大きな明るい声を出し、自己紹介をしましょう。
もちろん、聞き取りやすいようにゆっくりと話すのもポイントです。
また、このとき「〇〇先生と呼んでください」などと呼び名を伝えることで、親しみやすさを感じてもらえる可能性があります。
名前の呼び間違い
入園式では、新たに入園してきた子どもとほぼ初めて接することになりますが、このとき注意したいのが名前の呼び間違いです。
初対面であったり、慣らし保育でわずかな時間しか接していなかったりするため、顔と名前が一致しないケースは多いかもしれませんが、もし名前を間違えてしまうと、子どもだけでなく保護者にも不快な思いをさせてしまいます。
また、最近の子どもの名前は、読み方が難しいケースも多いため、前もって確認しておきましょう。
ちなみに、名字でいうと、以下のような呼び間違いは起こりやすいため、注意してください。
例 | |
間違って濁点をつける、濁点を抜く | やまさき⇔やまざき(山崎) など |
文字が多い、足りない | わたなべ⇔わたべ(渡辺) など |
別の読み方で読んでしまう | うえばやし⇔かんばやし(上林) など |
まとめ
ここまで、保育園の入園式において、保育士が注意すべきポイントを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
保育士のスキルや意識が向上しない、離職率が高いという保育園は、一度E-Pサーベイproを活用してみましょう。
簡単操作のアンケート調査により、保育士がどれくらい現状に満足しているのか、園内の課題は何なのかなどを把握することができます。