住宅販売会社が不動産売却時にアピールすべき周辺施設

不動産業

不動産売却では、物件の良さをいかに買主に知ってもらえるかが重要となります。
それに加えて、近くにある施設の存在についても、積極的に伝えていく必要があります。
ここからは、住宅販売会社の関係者の方に向けて、不動産売却時にアピールすることで、買主に良いイメージを与えられる周辺施設について解説します。

アピールすべき周辺施設は主に5つ

以下のような周辺施設が近くにある場合は、不動産売却を有利に進めるために、必ず買主に存在を伝えるべきです。

・スーパーマーケット
・病院
・金融機関
・駅
・商業施設

スーパーマーケット

売却する不動産のターゲット層にかかわらず、スーパーが近くにあることは必ずアピールすべきです。
特に、食料品以外にも日用品、薬、衣類などを販売している大規模な店舗が近くにある場合は、存在をアピールすることで、非常に良い印象を与えられます。
また、買い物の量が多いファミリー世帯は、自家用車でスーパーに訪れることもあるため、駐車場が付いている店舗なのかどうかも伝えておくことをおすすめします。
ちなみに、スーパーが近くにない場合は、コンビニや100円ショップなど、その他の便利なショッピング施設について、買主にアピールするようにしましょう。

病院

売却する不動産の近くに病院がある場合も、必ず存在をアピールしましょう。
特に、内科や外科だけでなく、眼科や耳鼻科、小児科や産婦人科など、多くの診療科医がいる総合病院は、多くの買主にとって魅力的な施設です。
こちらは、特にターゲットがファミリー世帯のときほどアピールしたい施設です。
なぜなら、ファミリー世帯には、身体的な不安を抱える高齢者の方や、免疫力が低い子どもなどがいる可能性があるからです。

金融機関

売却する不動産の近くに金融機関がある場合も、住宅販売会社は便利な施設としてすべきです。
金融機関では、コンビニのATMでは使えない振り込み、通帳記入などの機能が利用できます。
現金の引き出し、預け入れ手数料に関しても、その金融機関のカードを使用すれば、基本的にはかかりません。
ちなみに、同じような理由で、郵便局が近くにある場合もアピールすべきです。

不動産売却時には、もちろん近くに駅があることもアピールしなければいけません。
例えば、ファミリー世帯の場合、家族のいずれかは電車通勤、通学をする可能性が高く、まず近くに駅があるかどうかをチェックするケースがほとんどです。
そのため、買主には駅までの所要時間も正確に伝えましょう。
ちなみに、売却する不動産の最寄り駅がターミナル駅の場合は、より強く存在をアピールするべきです。
ターミナル駅とは、複数の路線が乗り入れ、電車の起点あるいは終点となる駅のことをいいます。
このような駅は、必然的に多方面にアクセスしやすくなるため、もし近くになるのなら、必ず存在を伝えましょう。

商業施設

近くに商業施設がある場合も、物件売り出し時には忘れずにアピールすべきです。
こちらは、どちらかというと夫婦世帯、ファミリー世帯にアピールしたい施設です。
商業施設には以下のようなさまざまなジャンルの店舗が入っているため、買い物だけでなく食事や娯楽を楽しむ場所としても利用できます。

ジャンル 例
飲食 ラーメン店、居酒屋など
ファッション アパレルショップ、シューズショップなど
ビューティー コスメ、美容院など
雑貨 アクセサリーショップ、生活雑貨店など

そのため、もし近くにスーパーがなかったとしても、商業施設が1つあるだけで、住宅販売会社は多くの買主に魅力を感じてもらうことができます。

まとめ

ここまで、住宅販売会社が不動産売却時、買主にアピールすべき周辺施設を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
多くの不動産をスムーズに売却するために、住宅販売会社は周辺施設という強みを最大限に活かす必要があります。
また、それでもなかなか不動産が売れない場合、E-Pサーベイproを用いた顧客満足度調査により、理由を追求することをおすすめします。

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