新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いた頃から、自粛疲れによってマッサージ店に通う方は増加しました。
しかし、マッサージ店には多くの形態があるため、きちんと経営状況を見直さなければ、なかなか繫盛させることができません。
今回は、選ばれるマッサージ店をつくる方法をいくつか紹介します。
選ばれるマッサージ店をつくる方法5選
以下のポイントを押さえることで、競合店に負けない、顧客に選ばれるマッサージ店に近づくことができます。
・明朗会計にする
・顧客対応に力を入れる
・資格を取得する
・清潔感を出す
・丁寧なカウンセリングを行う
明朗会計にする
初めて訪れる顧客に選ばれるマッサージ店は、料金体系がわかりやすく提示されています。
顧客からすれば、「メニューが多くて総額がわかりにくい」「各メニューの費用がわからない」といったことは不安材料であり、こちらは新規顧客を遠ざけてしまうおそれがあります。
そのため、マッサージ店では店舗のホームページやSNSなどにより、誰が見てもわかるような料金表を用意することをおすすめします。
顧客対応に力を入れる
マッサージ店は、顧客がリラックスするために訪れる場所です。
そのため、従業員の人柄や対応に問題があると、顧客はリラックスできないどころか、かえってストレスを溜めてしまい、顧客満足度は低下します。
このような状況を回避するには、顧客対応により力を入れ、愛想良く丁寧に接することが求められます。
また、ホームページやSNSで従業員の情報を公開したりすることで、顧客は自身に合っていそうな従業員を選びやすくなります。
資格を取得する
リラクゼーションやもみほぐしなど、顧客の身体の疲労を回復させるのを目的としたマッサージ店では、従業員が国家資格を取得する必要はありません。
一方、治療を目的とした施術では、以下のような国家資格が必要になります。
資格 | 概要 |
あん摩マッサージ指圧師免許 | 手のひら等で患部を押し、身体の血行を良くする治療を行うための資格 |
はり師免許(鍼灸師) | 鍼や灸を用いて、全身にあるツボを刺激する治療を行うための資格 |
また、このような資格を取得しているということは、勉強をして幅広い知識を身につけているということであり、こちらは顧客の安心や顧客満足度の向上につながる可能性があります。
そのため、新たに資格を取得するか、上記の資格を取得している従業員を雇用するのはとても効果的です。
清潔感を出す
マッサージ店の外観、内観については、ホームページなどでも確認することができますが、このとき顧客に悪いイメージを与えないよう、清潔な状態に保つことが大切です。
例えば、玄関が汚れていたり、明らかに清掃されていないベッドがあったりする場合、良質なサービスを受けられないと捉えられ、顧客の獲得に失敗しやすくなります。
もちろん、実際にマッサージ店を訪れた顧客の満足度低下にもつながります。
丁寧なカウンセリングを行う
マッサージ店を訪れる方の目的はそれぞれ異なります。
単純にリラックスする目的で訪れる場合や、痛みを改善させたい場合、さらにはその痛みについても、首や肩、背中や腰など、さまざまなパターンがあります。
そのため、マッサージ店ではこれらのニーズにきちんと対応できるよう、丁寧なカウンセリングを行うことが求められます。
十分なカウンセリングを行わないと、適切な対応ができず、かえって顧客の身体の負担になるおそれがあります。
まとめ
ここまで、選ばれるマッサージ店をつくる方法について解説しましが、いかがでしたでしょうか?
競合店がひしめくマッサージ業界で生き残るには、顧客に安心と安全を提供し続けなければいけません。
また、顧客が求めているサービス内容や評価などについては、E-Pサーベイproなどのツールを活用することにより、ある程度把握できます。