学習塾を開業するにあたって、立地選びはとても重要です。
もし、立地選びに失敗してしまうと、なかなか生徒が集まらず、すぐに経営状況が悪くなってしまうことも考えられます。
ここからは、特に重視したい立地における3つのポイントについて解説したいと思います。
学習塾開業にあたってチェックすべき立地のポイント3選
以下の立地を選んで学習塾を開業することで、ある程度生徒を集められる可能性が高くなります。
・近隣の学校の徒歩圏内
・同業他社が少ないエリア
・周辺に危険な道が少ない
近隣の学校の徒歩圏内
学習塾に通う生徒は、学校からそのまま直接塾へ向かう傾向があります。
そのため、近隣の学校の徒歩圏内に開業することで、通いやすさがアップします。
特に、地方など交通の便があまり良くないエリアでは、近隣の学校との距離を重視すべきです。
このような立地の場合、両親が生徒を送り迎えしなければいけないケースも多いですが、いつでも両親が送り迎えをすることができるとは限りません。
そのため、どこの学習塾にしようか選ぶ際、徒歩で通うことができないとなると、選択肢から外されてしまう可能性があります。
同業他社が少ないエリア
学習塾を開業する際には、同業他社が少ないエリアを選ぶのもポイントです。
同業者の数に関しては、自身でネットを使って簡単に調べることができます。
Googleマップなどの地図アプリを開き、“地域名 塾”で検索すれば、その周辺にある学習塾が表示されます。
こちらが多ければ多いほど、同業他社が多く、競争が激しいエリアだと言えます。
ただし、同業他社が少ないエリアだからといって、集客が見込めると安易に考えてはいけません。
そのような場合、そもそも子どもが少ない地域の可能性があります。
周辺に危険な道がない
学習塾を開業する場合、できる限り周辺に危険な道がない立地を選ぶべきです。
具体的には、以下のような道や踏切などが少ないエリアがおすすめです。
危険な道 | 交通量の多い交差点、見通しが悪い十字路やT字路、信号がない横断歩道、ガードレールや歩道がない道、カーブした道 など |
その他 | 踏切、長期間工事中の工事現場 など |
まとめ
ここまで、学習塾を開業する際の立地選びのポイントについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
立地さえ間違えなければ、ある程度学習塾の生徒は集まることが予想されます。
もし、立地に問題がないにもかかわらず、なかなか経営がうまくいかないのであれば、E-Pサーベイproによる顧客満足度調査、NPS®調査を実施し、どこに問題があるのかを明確にすることをおすすめします。