ドリンクバーは、主にファミリーレストランなどの業態で多く採用されています。
しかし、こちらはスペースのある飲食店であれば業態を問わず導入可能です。
焼肉屋や居酒屋などでも、ドリンクバーが設置されているケースは多々見られます。
今回は、飲食店にドリンクバーを導入する際のポイントについて解説します。
ドリンクバーが来客に与えるメリット
飲食店にドリンクバーを導入することで、来客には以下のようなメリットが生まれます。
・値段を気にせずに楽しめる
・さまざまな飲み物を試し飲みできる
・注文を待つことがない
値段を気にせずに楽しめる
ドリンクバーがあれば、来客は値段を気にせずに飲み物を注文できます。
通常飲食店で飲み物をオーダーする場合、1杯数百円はかかります。
一方ドリンクバーは同じ数百円で、何杯でもドリンクが飲み放題です。
こちらは当然、顧客満足度の向上にも寄与します。
さまざまな飲み物を試し飲みできる
ドリンクバーを利用する来客は、さまざまな飲み物を試し飲みできます。
それぞれの飲み物を単品で頼む場合、来客の多くは飲み慣れたものを頼むでしょう。
数百円を支払って、好みではないものを飲みたくないからです。
一方ドリンクバーなら、チョイスに失敗してもまた別の飲み物を飲むことができます。
そのため、来客は普段飲まないものにもチャレンジしやすいです。
注文を待つことがない
ドリンクバーがあれば、来客は注文を待つ必要がありません。
具体的には店員が来ない、注文した飲み物が届かないという状況を回避できます。
こちらも顧客満足度の向上につながる可能性があります。
ドリンクバー導入は飲食店側にもメリットがある
ドリンクバーの導入には、以下のような飲食店側のメリットもあります。
・人手不足を補える
・客単価アップを狙える
ドリンクバーがあれば、飲み物のオペレーションが注文から提供までセルフになります。
そのため、ホールスタッフの人員や作業量は軽減されます。
またドリンクバーをうまくメニューに取り込むことで、客単価アップも期待できます。
例えばフードメニューとセットにすると、ドリンク単体より注文が取りやすくなります。
こちらは結果的に、客単価や売上アップにつながります。
魅力的なドリンクバーをつくるコツ
来客にとって魅力的なドリンクバーをつくるには、まず商品数を増やすのが大切です。
ドリンクバーの主なメニューには以下のようなものがあります。
これらをできる限り多く導入することで、顧客満足度アップが見込めます。
カテゴリ | 例 |
コーヒー | ブレンドコーヒー、アメリカンコーヒー、エスプレッソ、カフェラッテ、カプチーノ、アイスコーヒー など |
お茶 | 日本茶、ウーロン茶、プーアル茶、紅茶、ジャスミン茶 など |
清涼飲料水 | コーラ、炭酸飲料(ジンジャーエールなど)、オレンジジュース、カルピス など |
その他の飲料 | ココア、ミルクティー、スープ など |
またドリンクバーのコーナーは、必ず従業員の目の届くところに設けましょう。
その上で、グラスやカップなどの整理整頓には細心の注意を払います。
その他、ドリンクバーでは来客が飲み物をこぼすなどのアクシデントも想定されます。
このような場合のために、ダスターの替えも用意しておくべきです。
ちなみにドリンクバーのルールは、来客にわかりやすく提示しなければいけません。
例えばメニューに掲載したり、ドリンクバーのコーナーに掲示したりします。
まとめ
ここまで、飲食店にドリンクバーを導入する際のポイントについて解説してきました。
ドリンクバーはある程度導入費用がかかりますが、原価がとても安いです。
そのため導入することで顧客満足度向上、売上の上昇が狙えます。
もし導入しても効果が現れないのであれば、E-Pサーベイproを活用しましょう。
来客がドリンクバーに求めていること、不満などの内容がある程度把握できます。