【NPS®対策】クリニックのInstagram活用方法と課題について

全国には、ホームページだけでなく、SNSで集患やNPS®向上を試みるクリニックも数多く存在します。

中でも、訴求力のある写真を多く掲載できるInstagramは、ぜひ活用していただきたいSNSの1つです。

今回は、NPS®対策としてのInstagram活用方法と、運用の課題について解説したいと思います。

クリニックのNPS®対策としてのInstagram活用方法

クリニックがInstagramで集患やNPS®向上を試みる際には、必ず以下の2つのポイントを押さえておかなければいけません。

・毎日患者様にとって有意義な投稿をする
・ホームページを併用する

患者様にとって有意義な投稿とは、当然患者様が欲している情報が含まれる投稿を指しています。

Instagramを活用するのであれば、以下のいずれかの情報は毎日投稿しましょう。

・クリニック独自の取り組み
・院内の雰囲気
・患者様とのコミュニケーション内容
・診療時間、休診情報など

ちなみに、クリニックがInstagramで実施できる告知は、基本的にはInstagram内でつながっている方しか対象にならないため、告知可能な範囲が狭いです。

そのため、ホームページや院内の掲示物などを併用し、告知範囲を広げることも大切です。

もちろん、Instagramのアカウントがあることを知ってもらうために、上記の媒体にはアカウント情報やQRコードなども記載しておくべきです。

先ほど、クリニックのInstagramカウントでは、毎日患者様にとって有意義な投稿をしなければいけないという話をしました。

しかし、実際のところ、毎日投稿は決して簡単なことではありません。

通常、クリニックのInstagramを運用するのは医師もしくは従業員であるため、業務の合間を縫って有意義な情報を発信できるよう、体制を整える必要があります。

その他、InstagramなどのSNSには、どうしても炎上のリスクがつきまといます。

例えば、最近では新型コロナウイルス対策が重要視されていますが、従業員同士の雰囲気の良さをアピールするため、マスクをせずに集まっている写真などを掲載してしまうと、炎上する可能性があるため、注意しましょう。

もちろん、クリニックはこのような状況に陥らないように、一般常識、ネットリテラシーを考慮して、Instagramを管理・運用する人物を選定しなければいけません。

クリニックにとって、Instagramがとても便利な集患・NPS®対策ツールであることは間違いありません。

ただし、使い方を間違えると、単に従業員の負担を増やすだけになりかねませんし、炎上によってクリニックの信頼度が低下してしまうおそれもあるため、注意してください。

また、ある程度Instagramを運用した後は、E-Pサーベイなどのツールを活用し、適宜患者満足度調査、NPS®調査を実施すべきです。

また、労働環境に関する従業員満足度を調査したい場合は、リーズナブルな価格、充実したテンプレート、簡単な操作でアンケートが作成できるE-Pサーベイを活用してください。

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