クリニックがNPS®スコアを向上させるためには、診療内容を充実させたり、待ち時間を減らす工夫をしたりと、さまざまな対策を取る必要があります。
また、クリニックにおいて細かい気遣いを徹底することも、もちろんNPS®スコア向上につながります。
ここからは、徹底すべきクリニックにおける気遣いについて解説します。
患者様の名前を覚える
クリニックがNPS®スコアを向上させるためには、可能な限り再診患者様の名前を覚えるようにしましょう。
また、名前とあわせて、前回来院した際に話したことを覚えることができれば、その患者様との距離はグッと縮まります。
事務的に淡々と診察や治療だけ行っていても、患者様はなかなか「今後もこのクリニックに通おう」という気持ちになってくれません。
患者様を迎え入れる際に深くお辞儀をする
診察室に患者様を迎え入れる際、立ち上がって深々とお辞儀をすることで、「来院してもらってありがたい」という気持ちが伝わりやすくなります。
また、その際には医師だけでなく、看護師などの従業員も同じように深くお辞儀をするように徹底しましょう。
「教育が行き届いている」という印象を持ってもらうことも、クリニックの集患やNPS®スコア向上には大事なことです。
メッセージカードを渡す
診察や治療を終えた患者様に対して、受付でメッセージカードを渡すことで、「1人1人の患者のことをしっかり考えている」という印象を持ってもらえます。
このとき、できれば受付の従業員を介してではなく、会計の際に直接医師からメッセージカードを手渡せば、より良い印象を与えられるでしょう。
もちろん、文面は定型文ではなく、患者様によって細かく変更することが望ましいです。
駐車場のチケットを配布する
クリニックに駐車場がない場合、車で訪れる患者様は、周辺にある有料の駐車場を利用することになります。
そのような患者様に対し、周辺駐車場の無料チケットを配布すれば、患者様はとても来院しやすくなりますし、NPS®スコア向上も期待できます。
もちろんチケットを用意するためのコストはかかりますが、こちらも患者様の立場に立った細かい気遣いの1つです。
まとめ
ここまで、クリニックがNPS®スコアを向上させるために、徹底すべき細かい気遣いについて解説しました。
「なんとか診療内容を充実させないといけない」「待ち時間を減らさないといけない」といったことで頭がいっぱいになると、今回解説したような細かい気遣いができない可能性があるため、注意してください。
また、気遣いの効果が表れているかどうかは、E-PサーベイでNPS®調査を行うことによって、ある程度把握することができます。
また、労働環境に関する従業員満足度を調査したい場合は、リーズナブルな価格、充実したテンプレート、簡単な操作でアンケートが作成できるE-Pサーベイを活用してください。
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