従業員満足度の向上には、主にクリニックの生産性をアップさせたり、離職率を低下させたりといったメリットがあります。
また、他にも意外なメリットが多く隠されていて、こちらはいずれもクリニックにとってプラスになるものです。
ここからは、意外なメリットとはどのようなものなのかについて解説します。
従業員の自律性がアップする
クリニックの従業員満足度が向上することによって、各従業員の自律性は必然的にアップします。
現在の勤務先に満足感を抱いている従業員は、「このクリニックのために働こう」という気持ちが強くなります。
このことから、指示待ちにならず、自律的に業務をこなすようになり、上司とも積極的にもコミュニケーションを取るようになることが期待できます。
もちろん、従業員各々が自律性をアップさせることにより、院長先生や教育係を務める上司の負担も軽減されます。
患者様への対応が丁寧になる
クリニックの従業員満足度が向上すると、各従業員には心の余裕が生まれます。
具体的には、不満に思うことについて考えたり、ストレスを溜め込んだりすることが少なくなり、こちらは患者様への対応が丁寧になることにもつながります。
つまり、従業員満足度と患者満足度は、相関関係にあるということです。
逆に、クリニックの福利厚生や人間関係などに不満を抱く従業員が多いと、必然的に患者様への対応も雑になり、クリニックは全体的に評価を下げてしまいます。
採用活動に好影響を与える
冒頭で、クリニックの従業員満足度が向上することのメリットとして、離職率が低下することを挙げました。
また、離職率が低いクリニックの評価は、口コミや類するサイト等さまざまな形で広まり、多くの方に周知されます。
そして、従業員満足度を向上させるために、特殊な制度を導入しているようなクリニックは、メディアなどで取り上げられる可能性もあり、多くの求職者に良いイメージを与えます。
クリニックを取り巻く環境がこのような状況になれば、採用活動はとても有利になり、もし主要な従業員が退職してしまったとしても、すぐに新しい人材を確保できる可能性が高くなります。
まとめ
ここまで、従業員満足度が向上することによる意外なメリットをいくつか解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
従業員満足度の向上は、クリニック全体、そして患者様にとっても良い影響を与えることを忘れてはいけません。
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