クリニックの院長先生は、日々せわしなく働く従業員のモチベーションをアップさせなければいけません。
そうすることで、必然的に従業員満足度も向上します。
ここからは、具体的にどのようなモチベーションアップの施策を実践すべきなのかについて解説したいと思います。
コミュニケーションの頻度を増やす
クリニックの院長先生の中には、忙しく従業員の話を聞く時間がないという方も多いです。
しかし、このような状況が続くと、知らず知らずのうちに従業員が不満を溜め込み、何かのきっかけで爆発させてしまったり、悩みを打ち明けられず、モチベーションが下がったまま業務を行ったりすることにつながります。
よって、院長先生はできるだけコミュニケーションの頻度を増やせるよう工夫しましょう。
例えば、毎日従業員全員で朝礼を行ったり、業務終了後に院内勉強会を開催したりすれば、医療事務員や看護師、技師といった従業員に対し、分け隔てなくコミュニケーションを取る機会を増やすことができます。
話を聞くことに徹する
クリニックの院長先生は、従業員の話を聞く際、一方的に話すようなことはせず、聞くことに徹する必要があります。
たとえ、個別面談の時間を設けることができたとしても、院長先生側からの質問に対し、従業員に答えさせたり、院長先生が思う評価を伝えたりするだけでは、なかなかモチベーションアップにはつながりません。
大切なのは、従業員に主導権を渡し、悩みや要望などを話しやすい環境を作ることです。
役割を与え、成果を正当に評価する
モチベーションというものは、本来従業員が内的に高めるのが理想ですが、自らモチベーションを高められる人物は決して多くありません。
そのため、院長先生が従業員に働きかけ、外的にモチベーションを向上させる必要があります。
この場合の方法として挙げられるのは、従業員に役割を与え、成果に対して正当な評価をするという方法です。
従業員側から見て、「院長先生に褒められたい」という気持ちは承認欲求に当たり、基礎本能として誰もが持っているものです。
つまり、褒められて嫌な気になる従業員は、基本的にはいないということです。
ただし、成果が出ていないにもかかわらず褒めてばかりいると、“機嫌取り”と捉えられる可能性もあるため、注意しましょう。
まとめ
ここまで、従業員のモチベーションをアップさせるために、クリニックの院長先生が実施すべきことについて解説しました。
冒頭で触れたように、従業員のモチベーションアップは、従業員満足度向上にもつながる重要な取り組みです。
E-Pサーベイは、わかりやすい操作で従業員満足度を計測することができるため、興味がある院長先生はぜひ活用してみてください。
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