クリニック経営において、正しく従業員を教育することはとても重要です。
従業員が優秀な人材となることでNPS®の向上につながったり、クレームの発生につながりにくくなったりというメリットが生まれます。
今回は、どうすればクリニックの従業員を正しく教育できるのかをお教えします。
まずは規則作りから
クリニックの従業員を正しく教育し、NPS®向上につなげるためには、まず規則作りをし、その内容をインプットしてもらうことで、スキルの土台を完成させなければいけません。
従業員が優秀な人材になるためには、まず土台となる部分の確立が必要不可欠です。
基本的なスキルを身に付けていないクリニックの従業員に、正しい教育をするというのは非常に難しいです。
また、マニュアル化されたクリニックにおける規則を従業員にインプットしてもらうことで、教育すべき点が明確になります。
従業員の立場からしても、どこが良くてどこが悪いのかを把握しやすくなるため、素直に指摘された点を改善しようという気になりやすいでしょう。
研修は適宜実施すべき
クリニックによっては、同業種あるいは似たような業種での業務経験がある従業員が、新しい従業員として採用される場合もあります。
ただし、このような即戦力として勤務してほしい従業員に対しても、そのまま現場に出すようなことはせず、最初は必ず研修を行うべきです。
未経験の従業員にも、もちろん研修を実施します。
先ほど、規則作りをしてそれをインプットしてもらうことが大事という話をしましたが、規則をインプットするための時間を設けることも重要です。
定期的なミーティングも必要不可欠
クリニックの従業員を正しく教育し、優秀な人材に育て上げるためには、定期的にミーティングを行うべきです。
従業員が規則に従って適切に業務をこなしていても、それを継続させるためにはミーティングで従業員の状況をしっかりチェックしなければいけません。
また、ミーティングを定期的に行うことで、クリニックにおける規則に見直すべき点が見つかるかもしれません。
従業員間でも知恵を出し合い、より良い規則になれば、クリニック従業員の教育はさらに適切なものになるでしょう。
まとめ
クリニックの従業員を教育する際は、しっかり固められた規則を利用しながら、土台から作り上げることが重要です。
もちろん従業員だけでなく、クリニックの院長先生もしっかりと規則を守り、従業員に手本を見せなければいけません。
そして、ある程度従業員教育が進んだと判断できる段階まで来たら、E-Pサーベイを活用し、クリニックのNPS®調査を実施しましょう。
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