クリニックのNPS®スコアを左右するポイントとしては、患者様への接遇を徹底することが挙げられます。
また、接遇の5原則の1つとして挙げられるのが、今回スポットを当てる身だしなみです。
ここからは、患者様の心象を良くし、NPS®スコアアップにつなげるための従業員における身だしなみについて解説します。
爪
従業員の爪が長いと、爪の間に汚れが入り込みやすくなり、患者様に不快な思いをさせてしまう可能性が高く、NPS®スコアも低下することが考えられます。
また、剥がれ落ちてしまうことも考慮し、ネイルやマニキュアも禁止にするべきです。
アクセサリー
アクセサリーの中でも、もっとも身に付けるのを禁止すべきなのは指輪です。
どれだけアルコール消毒をしても、指と指輪の間はなかなか殺菌できないからです。
同様の理由で、腕時計の着用もNGにすることをおすすめします。
ちなみに、目立たない程度のピアスくらいなら許可しても良いですが、鼻や唇など、患者様にとってあまり印象が良くならない箇所のピアスに関しては、禁止にするべきです。
髪の毛
男性の従業員は、髪が長いと患者様に不潔なイメージを与えてしまうため、良くありません。
また、髪が長い女性従業員に対しては、髪をまとめることを義務付けましょう。
勤務中に髪をかき上げたり、触ったりする癖がある従業員についても、あまり良いイメージにはつながらないため、きちんと指導しましょう。
服装
クリニックでは、従業員の身だしなみを整えるために、制服における洗濯のスパンをあらかじめ決めておきましょう。
もちろん、その期日が訪れる前でも、汚れが目立っているような場合は、積極的に交換、洗濯するようにします。
また、何度も洗濯をしたことにより、くたびれた印象に見えてしまう場合は、ユニフォームの新調も検討する必要があります。
ニオイ
クリニックの従業員には、香水を付けている方もたびたび見られますが、こちらは禁止するようにしましょう。
香水のニオイは、たとえどれだけ良いニオイであっても、患者様の気分を悪くしてしまう可能性があります。
また、よく汗をかく従業員がいる場合は、制汗剤などで脇の下のニオイや体臭のケアをさせることを心掛けましょう。
このことについて、直接従業員に伝えるのは難しいですが、全員に制汗剤の使用を義務付ければ、何の問題もありません。
まとめ
ここまで、クリニックのNPS®スコアをアップさせるために気を付けたい従業員の身だしなみについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
従業員の身だしなみは、院長先生の指導、従業員の意識の持ちようによって、大幅に改善します。
また、E-Pサーベイを活用したNPS®スコア調査を行い、患者様における不満点などを把握することも大切です。
また、労働環境に関する従業員満足度を調査したい場合は、リーズナブルな価格、充実したテンプレート、簡単な操作でアンケートが作成できるE-Pサーベイを活用してください。
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