クリニックが従業員満足度調査を実施する際は、質問対象の決定や項目の作成、媒体の選択(紙もしくはWeb)など、さまざまな準備が必要です。
また、これらの準備とあわせて、調査の頻度や実施時期に関しても、あらかじめ決定しておかなければいけません。
ここからは、最適な頻度や実施時期について解説します。
クリニックの従業員満足度調査における頻度はどれくらい?
従業員満足度調査は、一度実施してすべてが終了するわけではありません。
アンケートの結果を分析し、課題を改善した後に行う再調査により、従業員満足度を向上させて初めて成立するものです。
また、従業員満足度調査の頻度についてですが、こちらは最低でも年2回以上、場合によっては四半期ごとに行うのが望ましいです。
なぜなら、年1回や半年に1回程度しか行わない場合、クリニックに対して何らかの不満を抱え、退職を考えている従業員が、転職活動を完了させてしまうからです。
つまり、前回の従業員満足度調査における課題が見つかっても、それが退職した従業員による意見の場合、施策が打てないままになってしまうということです。
一方、できる限り間を空けすぎず、短い周期で調査を行うことができれば、貴重な人材の離脱を防止しやすくなります。
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こちらの研修は、従業員満足度アップに繋がるプログラム研修となっております。
スタッフ教育が上手くいかない、離職率が高い、などでお困りのクリニックさまにお勧めの研修ですので、是非、お問い合わせ下さい。
従業員満足度調査はどの時期に実施すべき?
続いて、クリニックが従業員満足度調査を実施する時期についてですが、こちらは業務の繁忙期、人事異動や組織変更といった時期は避けるべきです。
言い換えると、クリニックが通常通りに経営されている時期であれば、いつ実施しても構いません。
例えば、内科や小児科は、インフルエンザや風邪のシーズンである9~3月、皮膚科は汗疹や乾燥が増える夏と冬、耳鼻科は花粉症の患者様が多く訪れる春先などが繁忙期のため、こちらは避けるようにしましょう。
クリニックが忙しい時期に従業員満足度調査を実施すべきではない理由としては、院内に「調査どころではない」という雰囲気があり、協力を得るのが難しくなることが挙げられます。
また、人事異動や昇進・昇格、組織変更などがあると、院内の雰囲気や従業員の意識が微妙に揺れ動く場合があり、そうなると正確な結果を得ることができないことも考えられます。
まとめ
ここまで、クリニックにおける従業員満足度調査の適切な頻度、実施時期について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
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