クリニックでは、清潔感や動線などのポイントを重視し、内装設計が行われることが多いです。
しかし、患者満足度をより向上させるためには、ある程度個性も出していかなければいけません。
ここからは、個性的なクリニックの内装が患者満足度向上につながる仕組みを中心に見て行きたいと思います。
個性的な内装が患者満足度向上につながるのはなぜ?
個性的な内装が患者満足度向上につながる背景には、“気に入ったものを写真に収めて拡散する”という現代の文化があります。
これまで、クリニックを含む医療機関は、白を基調とした無機質な空間としてデザインされるのが一般的でした。
しかし、近年は個性のある内装設計を行うクリニックも増加しています。
それも、ただ白以外の色で統一する程度ではなく、積極的に多様な色使いを採用するケースがよく見られます。
また、このようなカラフルかつ個性的な内装は、患者様に写真に収めてもらい、SNSなどで拡散してもらえる可能性があります。
こちらは、患者満足度が向上している証拠であり、クリニックの写真が拡散されることによって、新たな集患につながることも考えられます。
クリニックが採り入れるべき個性的なデザインとは?
クリニックが内装のデザインに個性を出すにあたって、もっとも最初に着手したいのは、やはり多くの色を採り入れることです。
具体的には、白やグレーなど無機質なイメージを与える色の他にも、ピンクやグリーン、イエローなどを採用すべきです。
ピンクは、クリニックの内装を優しい印象にしたい場合にピッタリの色であり、婦人科など女性向けのクリニックには特におすすめです。
また、グリーンにはリラックスできる効果、イエローには活発で明るく、楽しいイメージを与える効果があり、それぞれを織り交ぜることで、好印象ながら独自の内装を作り上げることができます。
その他、クリニックの内装に個性を出すためには、特殊な形状のインテリアやオブジェを設置したり、カラフルなキッズスペースを設けたりといった工夫が必要です。
ちなみに、院内では他の患者様のプライバシーに配慮し、簡単に写真撮影を開放するわけにはいかないため、拡散してもらうためには写真撮影OKのスペースをきちんと設けるべきです。
まとめ
ここまで、個性的なクリニックの内装が患者満足度向上につながる仕組み、具体的な内装設計のアイデアについて見てきました。
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