患者満足度調査は、紙媒体かWebのいずれかで行います。
また、Webで患者満足度調査を実施する場合、Web環境ならではの配慮が必要になるため、クリニックは事前に把握しておきましょう。
ここからは、特に押さえておきたい患者様への配慮について、詳しく解説したいと思います。
デバイスに左右されないデザインにする
Webで患者満足度調査を実施する際、クリニックはパソコン、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスからアクセスされることを想定し、アンケートのデザインを作成しなければいけません。
患者様のデバイスや利用環境により、操作性や見え方は変わってくるため、パソコンからの閲覧、スマートフォンからの閲覧のみを想定したデザインだと、回答率が低くなったり、途中で離脱してしまったりする可能性があります。
また、どうしてもすべてのデバイスへの対応が難しい場合は、アンケートの冒頭に「このアンケートはパソコンでの回答を推奨しています」といったような文章を掲載しておきましょう。
画像や動画の掲載を少なめにする
Webで実施する患者満足度調査では、質問項目とあわせて画像や動画を掲載することで、患者様に質問の意図を理解してもらいやすくなります。
しかし、こちらの手法に関しては、1つのアンケートで多用しすぎないように注意してください。
患者様の利用環境によっては、画像が多く表示されることで動作が重くなったり、動画が閲覧できなかったりする場合があるからです。
また、画像や動画を見なければ回答できないような質問だと、その時点で患者様が離れる確率はかなり高くなってしまいます。
複数選択項目では選択数を明記する
Webで行う患者満足度調査には、1つの質問に対し、複数の選択肢を選んでもらう項目が含まれることもあります。
例えば、「当院の良いと思う点はどこですか?」という質問に対し、清潔感、従業員の対応、待ち時間といったいくつかの選択肢を選んでもらうような形式です。
このような質問項目を設ける場合は、いくつまで選択することが可能なのか、あるいは最低いくつまで選択しなければいけないのかを明記しておきましょう。
Webの場合、選択数が多いもしくは少ない場合、次の画面に遷移できない場合があり、そうなると患者様に余計な手間をかけさせてしまうことになります。
まとめ
ここまで、Webによる患者満足度調査において、クリニックが押さえておきたい患者様への配慮について解説してきました。
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