クリニックで従業員満足度調査を実施する際には、業務内容や福利厚生など、さまざまなジャンルの質問をアンケートに設けます。
また、クリニック全体の風土、雰囲気に関する質問を設けることも忘れてはいけません。
ここからは、必ず設けるべき組織風土に関する質問項目について、具体的に解説します。
院内の人間関係は良好かどうか
クリニックに限らず、人間関係の良し悪しは、従業員における業務のモチベーションに大きな影響を与えます。
そのため、従業員満足度調査では、必ず人間関係の現状を知ることができる質問を設けなければいけません。
また、芳しくない回答が集まった場合には、早急に改善策を考える必要があります。
トラブルの発生時、サポートしてくれる人物はいるか
クリニックの業務は、各部門の連携が非常に重要になってきます。
医師や看護婦、医療事務員や調剤師などが1つの線となることで、初めて患者様に良い医療を提供することができます。
また、連携が必要ということは、トラブルが発生したとき、迅速にサポートしてくれる人物が必要だと言い換えることもできます。
そのため、従業員満足度調査では、周りにサポートしてくれる人物がいるかどうかを質問し、現状を把握しましょう。
意見、アイデアを出しやすい雰囲気かどうか
常に良い医療を提供するクリニックであり続けるためには、上層部だけに限らず、若い世代からの意見やアイデアも積極的に採り入れ、変化していかなければいけません。
そのため、誰でも意見やアイデアを出しやすい雰囲気の職場であるかどうかは、とても重要です。
従業員満足度調査では、こちらの現状を確かめるために、すべての従業員に対して上記の質問を投げかけましょう。
尊敬、切磋琢磨できる人物はいるか
クリニックの業務はお世辞にも簡単とは言えず、むしろ人材不足などの理由から、激務になるケースも多いです。
また、このような環境において、従業員がモチベーションを保つことができる1つの要素に、尊敬または切磋琢磨できる人物の存在が挙げられます。
よって、従業員満足度調査のアンケートには、このような人物が存在するかどうかという質問を設けましょう。
まとめ
ここまで、クリニックが従業員満足度調査を実施する際、必ず設けるべき組織風土に関する質問項目について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
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