クリニックが従業員満足度調査を行う場合、実施方法や質問項目など、事前に決定しなければいけないことが数多くあります。
また、中でも重要な決定事項としては、やはり実施する“目的”が挙げられます。
ここからは、クリニックの従業員満足度調査における、代表的な2つの目的について解説したいと思います。
従業員のモチベーション向上
クリニックの従業員満足度調査における主な目的としては、まず従業員のモチベーション向上が挙げられます。
どれだけ院長先生が工夫をし、経営状況を改善しようとしても、従業員の協力なくして成果を上げることはできません。
また、協力してもらうためには、すべての従業員がやりがいを感じ、生き生きと働ける職場を整備する必要があります。
このような場合に、従業員満足度調査を実施し、従業員の意識を“見える化”することで、モチベーション向上に向けての課題を発見でき、対応策の立案に結び付けることができます。
クリニックの従業員は、職場に不満を持っていたとしても、大々的にその意思表示を行うことが難しいため、このような機会は従業員側にとってもメリットもあるものだと言えます。
ただし、匿名回答を認めるなどの工夫をしなければ、思いの外サンプルが集まらない可能性もあるため、注意しなければいけません。
ミドルマネジメントの活性化
クリニックが従業員満足度調査を行う主な目的には、ミドルマネジメントの活性化も挙げられます。
ミドルマネジメントとは、“中間管理職”とも呼ばれるもので、自身の部下を持ちながら、経営層や上司などがいるような組織の中間に位置する管理層を指しています。
クリニックの従業員満足度調査は、こちらのミドルマネジメントが高い意識とスキルで従業員を牽引する、勢いのある現場にすることを目的に実施されるケースもあります。
具体的には、現場マネージャーそれぞれの課題や弱みを“見える化”し、気付きや意識改革、行動改革を促し、フォローするために、従業員満足度調査が実施されます。
つまり、こちらは一般の従業員ではなく、ある程度能力や責任のあるミドルマネジメントを対象に行われる調査だということです。
まとめ
ここまで、クリニックの従業員満足度調査における、代表的な2つの目的について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
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